シナリオモデル

「社会的事業」を伝えるためのコミュニケーション・モデルの開発

『シナリオモデル』は、社会課題の解決を目的としたソーシャルセクターの社会的事業 が、「どんな目的」で「誰を対象」に「どのように届けられているか」を分かりやすく図解化するためのツールです。

開発背景には、社会課題を解決するための市民活動やNPOなどの社会的事業が、一般的な民間の事業に比べて、「活動の成果」や「事業の評価」が分かりずらいという課題がありました。社会的にはとても重要で、本質的に良いことをしているにもかかわらず、周囲からの理解を得ることがとても難しいというジレンマです。

そのようなソーシャクセクター特有の状況がある中で、「誰にでも、シンプルに事業を説明できること」を目指して作られたのがこの『シナリオモデル』。社会課題解決の事業を説明する際にもっとも大切な「目的の言語化」や「対象者の選定」、「活動アプローチの検証」など、事業に必要な要素を盛り込みつつ、伝えたいことを絞って<9つのマス>に収めました。

シナリオモデルの具体的な図解化においては、ビジュアルシンクタンクの図解総研に関わっていただき、図解総研の『共通言語の策定プロセス』である「テーマ設定」「情報構造化」「図&ルール作成」の3つのプロセスに沿って、さまざまな議論を重ねていきました。この開発段階で議論されてきた、ジャンルの特性を表す「さまざまな問い」をヒントに開発が進められました。

現在は、オープンツールとしてクリエイティブコモンズ登録をし、ワークショップや大学の授業で学生たちとともに、さまざまなソーシャルセクターの事業を図解化しながら、成功している事業の共通点や、似ている事業の異なる点など、日本の社会的事業の知見を分析しています。

シナリオモデルマニュアル「シナリオモデルのつくり方」(PDF / 1MB)

シナリオモデル実践シート(PDF / 72KB)

CREDIT

クライアント:公益財団法人日本財団 経営企画広報部ソーシャルイノベーション推進チーム

企画プロデュース:アソボット
図解制作:アソボット/一般社団法人 図解総研
デザイン:CAMP4