台湾から学ぶ「民主主義ってなんだろう?」

この連載企画をはじめる想い

この連載企画をはじめる想い

台湾在住のノンフィクションライター・近藤弥生子さんと一緒に、20代の投票率が90%を超えるとされる台湾から学ぶことのできる「民主主義」について考えていく連載企画です。

20代の投票率が90%を超えると言われている台湾。コロナ対策においても、政府と国民が協力してさまざまな知恵を出し合っていたのがとても印象的でした。特に、台湾の新しいイノベーション技術をもとにした「デジタル民主主義」は目を見張るものがあり、日本よりも若者から高齢者まで熱心に民主主義のプロセスに参画しているのは間違いありません。

もちろん、デジタル技術だけでなく、もともとの台湾の生活・文化に根ざした子育てのあり方や、人と人との付き合い方にも、民主主義につながる大切な芽があるのだと思います。

「過去の台湾」と「現代の台湾」。その2つが交錯する台湾の民主主義について、2011年から台湾に在住する近藤弥生子さんに、今の日本が学ぶべきことについて伝えていただきます。

プロフィール

近藤弥生子さん

2011年より台湾・台北在住。オードリー・タンからカルチャー界隈まで、生活者目線で取材し続ける。東京の出版社で雑誌編集を経たのち、駐在員との結婚をきっかけに台湾移住。現地デジタルマーケティング企業で勤務後、独立して日本語・繁体字中国語でのコンテンツ制作を行う草月藤編集有限公司を設立。台湾での妊娠出産、離婚・シングルマザーを経て、台湾人と再婚。著書に『オードリー・タンの思考』『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」』『まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう』『台湾はおばちゃんで回ってる⁈』がある。

公式note「近藤弥生子 | 台湾在住ノンフィクションライター
公式voicy「近藤弥生子の、聴く《心跳台湾》