たくさんのヒーローをJリーグから
Jリーグの持つ温度感を可視化して届ける
Jリーグはすでに成熟したプロリーグのため、各チームが独自に多種多様なコミュニケーション施策を実施しています。しかし、時勢に応じてどうしてもリーグ全体として伝えるべきメッセージが発生することがあります。それらの一部のクリエイティブをお手伝いさせていただきました。
#Jリーグを語ろう(映像)
2021年5月、パンデミックの影響でJリーグは誕生以来初めて無観客での開催を余儀なくされていました。そんななかで迎えたJリーグの誕生日。Jリーグは、せめてSNSで思い切り声を上げてもらいたいという想いから『#Jリーグを語ろう Jリーグの日』というキャンペーンを実施しました。
1992年●月●日のキックオフのあの日から今日に至るまででJリーグで起きたさまざまなシーンを回想しながら、サッカーを愛する人々が、ポストパンデミックに向けどんな想いを共有するのかを投げかけるメッセージ映像でした。
ネットいじめ、カッコ悪い(映像)
特定の選手に対して、ライバルサポーターに対して、ときにはレフェリーに対して、SNSでの誹謗中傷投稿が問題となっていました。これに対し、Jリーグが広く警鐘を鳴らすために行ったキャンペーンが『ネットいじめ、カッコ悪い』でした。
約20年前、当時日本代表だった前園真聖選手が、いじめ撲滅キャンペーンのテレビコマーシャルに出演されていたのを記憶している方も多いかと思います。また、現在も人気の情報バラエティ番組にレギュラー出演していることもあり、前園さんがご自身でパロディ出演することによって、デジタルのキャンペーンだけでなく、テレビ番組を通して広くこの問題を認知してもらう機会を見込むことができました。
たくさんのヒーローをJリーグから(新聞広告)
コロナ禍のためマスク着用、声出し禁止、観客数制限など、さまざまな制約があるなかで2022シーズンを支えてくれたサポーターへ感謝を示す新聞広告。
毎年年末に開催されるJリーグアワードでは、最優秀選手をはじめシーズンを通して活躍した選手、チームなどが表彰されます。そのタイミングに合わせて、「サポーターの皆さんこそが本当のヒーローだった」ことを伝えました。
「雨のなかレインコートを着て応援していた親子」
「試合前にシートをひとつひとつ拭いてくれたスタッフ」
など、SNSで集めたサポーターが選ぶMVPとコメントでビジュアルを制作しました。
CREDIT
アートディレクション:小口達也(デロリアン)
コピーライティング:竹田芳幸
プロデュース:BASSCOM